更新日 2011年12月31日


事務局からのいろいろなお知らせを載せています。
リンカーン・フォーラムに関する最新情報です。
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2011年

2011.10.29 富士河口湖町長選公開討論会が、自治体と地元明推協から後援を受諾しました
2011.09.11 新・支援プログラム「公開討論会セミナー(内田塾)」のご案内
2011.09.09 幻の名論文をご覧ください
2011.07.02 2011年統一地方選プロジェクトのまとめを発表しました
2011.06.30 日本JC埼玉ブロックがコーディネーター養成講習会を実施しました
2011.05.24 吉川JCがコーディネーター養成講習会を実施しました
2011.03.14 裾野JCがコーディネーター養成講習会「応用コース」を実施しました
2011.03.10 静岡県議選公開討論会に地元の「明るい選挙推進協議会」から後援をいただきました
2011.03.09 リンカーン・フォーラムが明推協の「明るい選挙推進優良活動賞」として表彰されました 
2011.03.01 コーディネーター養成講習会「応用コース」(3月13日)のご案内
2011.02.12 2011年統一地方選挙プロジェクトのコーナーを開設しました
2011.02.11 Q&Aを更新しました
2011.01.30 内田豊代表代行のインタビュー記事が毎日新聞に掲載されました
2011.01.23 統一地方選での開催通知の徹底のお願い
2011.01.22 市議選公開討論会に候補者22人が勢揃い(上野原市議選)
2011.01.01 2011年年頭ご挨拶
 

 

2011.10.29 富士河口湖町長選公開討論会が、自治体と地元明推協から後援を受諾しました


 このたび、富士河口湖町長選公開討論会(主催:(社)富士五湖青年会議所、11月12日開催予定)は、地元の「富士河口湖町」及び「富士河口湖町明るい選挙推進協議会」から、ご後援をいただきました。

同町長選公開討論会で自治体から後援いただくのは、前回町長選(2007年)に続き2期連続。
また、地元明推協(※)から後援いただくのは初めてとなります。

そして、全国的には、
自治体後援として4例目、明推協後援として8例目となります。
自治体から2期連続、自治体と明推協の同時の後援受諾は全国で初めてです。

これはリンカーン・フォーラム方式の公開討論会がますます社会に根付き、公益に供するものとして、行政当局や「明るい選挙推進運動」に認められてきた証といえます。

※明推協(明るい選挙推進協議会)とは
  (財)明るい選挙推進協会とともに、各自治体単位で「明るくきれいな選挙」を実現するために活動している組織です。詳細は、(財)明るい選挙推進協会や各協議会のWebサイトをご覧ください。

 


  

 

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2011.09.11 新・支援プログラム「公開討論会セミナー(内田塾)」のご案内

 
 この度リンカーン・フォーラムでは、@各地で正しい公開討論会の開催を指導できる人材の育成、A主催者がより質の高い公開討論会を開催するための技術取得、Bこれから公開討論会へ取り組む主催者の育成を目的とする研修プログラム「公開討論会セミナー(内田塾)」を開発しました。

 このプログラムは公開討論会の本質を知る「講演」と、受講生自身が考え答えるワークショップ「実践型テーマ別議論」を組み入れました。出演交渉・集客方法・コーディネーターに至るまで、2000回以上の開催実績を基に培われた公開討論会を成功させるノウハウを、リンカーン・フォーラム代表代行兼事務局長の内田豊が伝授致します。皆様の公開討論会推進にどうぞご活用ください。

★詳細は 当Webサイトの「公開討論会支援体制」>公開討論会セミナー(内田塾)
 をご覧ください。

【お問い合わせ・お申し込み先】
 公開討論会セミナー(内田塾)事務局 植松一成 uematsu@touronkai.org まで

 

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2011.09.09 幻の名論文をご覧ください


 当Webサイトの「公開討論会レポート」コーナーに、2000年に北海道大学大学院で発行された『選挙における公開討論会の今日的意義:市民による公開討論会運動の経験を通して』を掲載(リンクしました)。
 著者の小池秀明氏は、北海道大学大学院法学研究科の修士論文として本レポートを書き上げました。小池氏は同大学院生時代に、リンカーン・フォーラム北海道「公開討論会を実施する道民の会」 (現在は「リンカーンフォーラム北海道」に改称)の事務局長として公開討論会を推進しており、その経験がこの論文にも随所に活かされています。

 発行から12年が経過し、多少の情勢変化はあるものの、小池氏が分析・考察・提言した内容は現在でも十分通用するものです。とりわけ、立会演説会(1949年から1983年まで実施された公営の選挙運動。選挙の際、有権者の投票の判断の基礎にするため、各立候補者が一堂に会し、各々が演説スタイルにより政見や経歴を発表しあう場であった。)の盛衰については、この種の研究が非常に少ない中で、大変に価値の高い研究成果がまとめられている幻の名論文です。

 この研究成果は現在のリンカーン・フォーラム方式公開討論会にも大きく活かされています。例えば、リンカーン・フォーラム方式は小池氏が指摘する「立会演説会の問題点」に学んだ点からスタートしています。一方で、小池氏は立会演説会が非常に国民に人気の高いイベントであった点にも触れており、これが、リンカーン・フォーラムが合同・個人演説会を複数回開催することを推奨している原動力となっています。そして、合同・個人演説会複数回開催された地域では大きな成果に結実しています。(参照:Q&A「合同・個人演説会は複数回開けますか」)

 どうぞご覧頂き、皆様の公開討論会の推進にお役立てください。

 

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2011.07.02 2011年統一地方選プロジェクトのまとめを発表しました


 リンカーン・フォーラムは、2011年統一地方選挙プロジェクトを総括した報告書をWebサイトで公開しました。

リンカーン・フォーラムは2011年統一地方選において96回の公開討論会を実施しました。全選挙に対する公開討論会の開催率は約10%(96回/983地方公共団体)に達し、公開討論会が選挙の一翼を担っていることは間違いありません。会場に足を運んだ有権者は全国各地で約2万8千人に及びます。

一方で、3月11日に発生した東日本大震災や、それに続く余震、計画停電等で、開催予定だった会場の安全確保が不透明となり、候補者側にも選挙活動そのものを自粛する動きや、震災に便乗しての公開討論会欠席などが相次ぎました。これらの影響を受けて、企画の取り止めが相次ぎ、断念した企画は過去で最も多い58回にも上りました。このため、2007年統一地方選挙と比較すると、開催率は2007年の13%から10%へと減少、来場者数は2007年の約4万7千人から約2万8千人へと大幅に減少してしまいました。

大震災で選挙そのものが沈静化した状況下で、多くの実行委員会が民主主義を育てるために奮起しましたが、激震に飲み込まれてしまった感は否めません。

結果報告書(サマリー)
結果報告書

 

 

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2011.06.30 日本JC埼玉ブロックがコーディネーター養成講習会を実施しました


 2011年6月30日(木)、埼玉県久喜市で、公開討論会のコーディネーター養成を目指す講習会(主催:日本青年会議所関東地区埼玉ブロック協議会)が開催されました。リンカーン・フォーラムの内田代表代行・事務局長を講師として迎え、豊富な経験を基にしたノウハウ指導が行われました。

 同ブロックとして、昨年に引き続き、2年連続の開催です。
 本講習会の4日後に開催の埼玉県知事選公開討論会でコーディネーターを務める2名も参加し、本番直前対策として熱心な質疑応答が行われました。

 なお、リンカーン・フォーラムではコーディネーターの育成事業に力を入れており、各地への講師派遣にご協力いたします。詳しくは事務局までお問合せください。

 

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2011.05.24 吉川JCがコーディネーター養成講習会を実施しました


 2011年5月23日(月)、埼玉県吉川市で、公開討論会のコーディネーター養成を目指す講習会(主催:吉川青年会議所)が開催されました。リンカーン・フォーラムの内田代表代行・事務局長を講師として迎え、豊富な経験を基にしたノウハウ指導が行われました。
 吉川JCをはじめとする埼玉県下のJCは、これまでコーディネーターを外部のコンサルタントなどに頼ることが多かったのですが、思い通りの運営になりにくい反省点がありました。そんな折、同JCメンバーが昨年日本JC埼玉ブロック協議会が主催したコーディネーター講習会に受講生として参加したことをきっかけに、この講習会を地元でも
実施して主催者自らコーディネーターの育成を目指したものです。
 当日は約20人のコーディネーター候補生が熱心に受講しました。今後予定されている各種の選挙で、主催者自身のコーディネーターが巣立つことが期待されます。

 なお、リンカーン・フォーラムではコーディネーターの育成事業に力を入れており、各地への講師派遣にご協力いたします。詳しくは事務局までお問合せください。

 

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2011.03.14 裾野JCがコーディネーター養成講習会「応用コース」を実施しました


 2011年3月13日(日)、静岡県裾野市で、公開討論会のコーディネーター養成を目指す、コーディネーター養成講習会「応用コース」(主催:(社)裾野青年会議所)が開催されました。リンカーン・フォーラムの内田代表代行・事務局長を講師として迎え、豊富な経験を基にしたノウハウ指導が、行われました。

コーディネーター養成講習会「応用コース」は、演習を多用し、マニフェスト型やフォワード型などの高度な討論形式を仕切るコーディネーターの育成を目指す、6時間に及ぶ本格的なコースです。

当日は静岡県をはじめ、山梨県や神奈川県の青年会議所から選抜されたコーディネーター候補生が熱心に受講しました。あいにく東北地方太平洋沖地震の影響で申込者のキャンセルが相次ぎ、受講生は15人となりましたが、6時間の演習で大変な疲労であるにもかかわらず、非常に活発な質疑応答が行われ大盛況となりました。今後の公開討論会で、主催者自身のコーディネーターが巣立つことが期待されます。

なお、リンカーン・フォーラムではコーディネーターの育成事業に力を入れており、各地への講師派遣にご協力いたします。詳しくは事務局までお問合せください。

 

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2011.03.10 静岡県議選公開討論会に地元の「明るい選挙推進協議会」から後援をいただきました


 このたび、静岡県議選[裾野市選挙区]公開討論会(主催:(社)裾野青年会議所、3月30日開催予定)は、地元の「裾野市明るい選挙推進協議会」から、ご後援をいただきました。



これはリンカーン・フォーラム方式の公開討論会がますます社会に根付き、公益に供するものとして行政当局に認められてきた証といえるでしょう。

公開討論会が地元の明るい選挙推進協議会(以下、明推協)から後援をいただいた事例はまだ少ないです。しかし、今年度の明推協の全国研修会(平成23年3月3日)において、研修参加者からも「政治啓発のために、明推協は公開討論会に取り組むべきだ」という意見が提案されており、今後は明推協にとっての公開討論会の位置づけが大きくなってくるものと期待されます。

 

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2011.03.09 リンカーン・フォーラムが明推協の「明るい選挙推進優良活動賞」として表彰されました

 

平成23年3月3日、リンカーン・フォーラムは、(財)明るい選挙推進協会から「明るい選挙推進優良活動表彰」の平成22年度優良活動賞として表彰されました。

「明るい選挙推進優良活動表彰」は、国民の投票参加ときれいな選挙の推進並びに政治意識の向上に取り組む活動で、他の模範とするにふさわしい活動を表彰し、その活動の前進、拡大を図ることを目的として、(財)明るい選挙推進協会が毎年度実施しています。
表彰対象は都道府県、指定都市及び市区町村の明るい選挙推進協議会、白バラ会並びにそれらの内部組織又は関連組織のほか、自治会、婦人会、NPO法人などとしています。

リンカーンフォーラムが長年にわたり、公開討論会を通じて選挙と政治の啓発活動を行い、その結果として国民の投票参加を目に見える形で実現してきたことが評価されたようです。
大変に光栄なことで、今後も表彰の栄誉にふさわしい活動を一層推進していきたいと考えます。

表彰状
(クリックすると拡大します)
 

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2011.03.01 コーディネーター養成講習会「応用コース」(3月13日)のご案内


2011年3月13日(日)、(社)裾野青年会議所は、リンカーン・フォーラム公認のコーディネーター養成講習会「応用コース」を開催します。
この講習会はどなた様でも受講可能です。コーディネーターを目指す方のみならず、正しい公開討論会を開くための勉強ともなり公開討論会を成功するヒントも見つけられます。リンカーン・フォーラムの内田代表代行に直接質問ができるチャンスでもありますのでぜひ、この機会を利用していて頂ければと思います。

準備などなの都合もありますので、ご希望の方は3月5日(土)までご連絡下さい。

お問合せ・お申し込み gary_888hc@yahoo.co.jp (植松まで)

コーディネーター養成講習会「応用コース」
■日時:2011年3月13日 (日) 9:45〜16:45 (受付開始9:15)
■会場:裾野市民文化センター 視聴覚室 (裾野市石脇586)
       東名裾野インターより車で7分
       JR三島駅北口より車で25分(タクシー代約3,000円)
■講師:内田 豊 氏 (リンカーン・フォーラム代表代行兼事務局長)
■到達目標:以下形式のコーディネーターが務まるレベル
         マニフェスト型・フリーディスカッション形式・フォワード型
■受講者には修了書を発行
■費用:3,000円
■定員:30名(定員になり次第終了)
■参加要件(該当するものが一つでもあれば受講可)
 1.リンカーン・フォーラム方式公開討論会を主催またはコーディネーターの経験がある方
 2.JC静岡ブロック協議会JC運動実践委員会の公開委員会(3月5日)に出席する方
 3.現在ならびに過去にJC静岡ブロック協議会の公開討論会担当委員会に出向された方
 4.主催者が実施する公開討論会勉強会(誰でも参加できます)に参加される方
 5.主催者が認めた方
■主催:(社)裾野青年会議所
■後援:裾野市明るい選挙推進協議会

お問合せは gary_888hc@yahoo.co.jp  まで

 

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2011.02.12 2011年統一地方選挙プロジェクトのコーナーを開設しました

 2011年4月の統一地方選挙(前半:4月10日投票、後半:4月24日投票)に向け、リンカーン・フォーラムでは全国で一斉に公開討論会を開催します。
そこで当ホームページに統一地方選公開討論会の模様を詳しくお伝えするコーナー「2011統一地方選挙プロジェクト」を開設しました。
最新の情報を随時お知らせしていきます。どうぞご利用ください。

 

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2011.02.11 Q&Aを更新しました

 当ホームページの公開討論会Q&Aを更新しました。
 リンカーン・フォーラムの会員制メーリングリストで質疑応答された内容を還元するとともに、状況の変化に合わせて既存内容も一部改訂しています。

 『公開討論会完全マニュアル第4版
 『マニフェスト型公開討論会マニュアル第1.00版
とあわせてご活用ください。

■更新内容
 公開討論会の企画 (1) 企画全般
公開討論会を複数回開催できますか?  ※一部改訂
突然の選挙にはどのような公開討論会が向いていますか
知事選にはどのような公開討論会が向いていますか
無投票の可能性がある選挙で公開討論会を企画するときには、どのような点に注意すればいいですか?
 会場設定から集客まで
有力候補が欠席のときは人が集まらなくても仕方ないでしょうか?
公開討論会の会場として、公営施設を無料で貸してもらう方法はありますか? ※実績更新
 公開討論会のオプション
選挙期間中に、インターネットで公開討論会や合同・個人演説会の動画を配信できますか?
※一部改訂
公開討論会の記録として、ビデオ撮影や写真撮影を行いました。撮影した画像に一般参加者の顔が写っていたならば、個人情報保護法で何か問題があるでしょうか?
※一部改訂
 合同・個人演説会
合同・個人演説会は複数回開けますか ※リンク追加
突然の選挙にはどのような公開討論会が向いていますか
知事選にはどのような公開討論会が向いていますか
 マニフェスト型公開討論会
首長選挙直前にマニフェスト検証会を開いてよいですか

なお、リンカーン・フォーラム方式の普及と改善にはLinuxの普及モデルを参考にしています。
詳しくはこちらを参照してください。

 

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2011.01.30 内田豊代表代行のインタビュー記事が毎日新聞に掲載されました

 
2011年1月29日の毎日新聞・夕刊のコラム「透察トリプル投票」に、リンカーン・フォーラムの内田豊代表代行兼事務局長の「名古屋トリプル投票」に関するインタビュー記事が掲載されました。

ご覧ください。

 2011年1月29日毎日新聞「透察トリプル投票 5」 公開討論会 気軽に参加を

 

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2011.01.23 統一地方選での開催通知の徹底のお願い

統一地方選で公開討論会を準備している皆様
特に青年会議所の皆様

今春の統一地方選で公開討論会を準備している皆様に、公開討論会の開催通知の徹底をお願いいたします。

リンカーン・フォーラムの公開討論会ノウハウは全ての国民に開かれていますが、主催者には唯一、公開討論会の開催情報を「開催前」と「終了後」に、リンカーン・フォーラム事務局に届け出る義務があります。(詳しくはこちら

このホームページに掲載してあるリンカーン・フォーラムのノウハウを使って公開討論会を開催する時や、リンカーン・フォーラム方式で開催したグループからノウハウを教わって開催する時は、必ず事務局に届け出のほど、よろしくお願いいたします。

特に青年会議所の皆様は、リンカーン・フォーラムと日本青年会議所との提携関係に従い、全てリンカーン・フォーラム事務局への届出が必須となっておりますので、連絡漏れの無いようにお願いいたします。

◎ 事務局への開催連絡専用フォーム ◎
開   催   決   定
 (開催が決まったら)
 

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2011.01.22 市議選公開討論会に候補者22人が勢揃い(上野原市議選)

 
2011年1月18日、山梨県上野原市議選の公開討論会(事業名称は公開演説会)に、立候補予定者22人が勢揃いしました。22人という人数は、壇上に出演者が同時に上がる公開討論会で、市議選としては最多人数を記録。全ての選挙でも、山形県高畠町議選(2003年)の23人に次いで第2位の記録です。
 ※出演を3部構成に分けた公開討論会も含めると、北海道岩見沢市議選(2003年)で
   3部で計30人出演という最多記録があります。

舞台配置にも公平を期すため、出演者は舞台後方の座席に横一線に着座(くじ引き順)。時間の制約から発言者毎に一人ずつ舞台中央の演題に歩み出て立ったまま演説する合同演説会形式を採用しました。一人1分の自己紹介を一巡した後、一人4分ずつの政策発表を行いました。
候補予定者からは、前方の有権者だけではなく、後方のライバルを強く意識した発言が飛び交い、演説のみとはいえ、他の候補との違いが浮き彫りになりやすいと来場者230人にも好評でした。

知事選や市長選などの首長選と比較して、市町村の議会議員選挙は立候補予定者が数十人になることもあるので公開討論会の運営は難しいのですが、20人強であれば十分効果的な運営が出来ることがまたしても証明されました。
市町村議員選の公開討論会は、2010年末で計88回開催されております。これは大体、市町村長選公開討論会が10回開かれている間に1回開かれる割合です。
今後、ますます市町村議員選公開討論会の開催比率が増加することが期待されます。

 

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2011.01.01 2011年年頭ご挨拶

 
明けましておめでとうございます。

昨年のリンカーン・フォーラムは、多数の実績を残しました。

まずは参院選での公開討論会。
開催数(63回)、開催選挙区数(43選挙区)、複数開催した選挙区数(14選挙区)、一会場での入場者数(静岡県選挙区御殿場会場で870人)が、いずれも参議院選として最高記録となりました。

次に通算開催回数。
1996年2月に第1回目の公開討論会を開催して以来、足掛け14年で通算2000回に達することができました。2010年末では通算「2011」回となり、奇遇にも2011年の門出にふさわしい数字となりました。

本部からの派遣コーディネーターたちは、2010年に開催された公開討論会の実に2割以上(37回派遣/166回開催)でコーディネーターを務める大車輪の活躍をみせてくれました。

また、本部の支援活動としても、コーディネーター養成講習会を全国で実施したほか、昨年新たに提供を開始した「マニフェスト検証会のあり方」講演会に予想を上回る多数の依頼を受けました。
加えて、「静岡県東部明るい選挙推進協議会」の研修会での講演(5月)、「明推協」の参議院選全国大会で意見発表(6月)、Japan Voters Networkの結成による明推協らとの協業開始(7月から毎月)、都道府県選管連合会の月刊誌に寄稿(8月)、長野県佐久市からの依頼による、住民投票に向けての「佐久市総合建設会館賛否を問う市民討論会」の運営サポート(10月)など、行政側との協力関係を深く築くことができた1年でもありました。

さて、これらの大きな成果をステップに、リンカーン・フォーラムは2011年に次の2つを目標を掲げます。

(1)2011年4月統一地方選挙で、青年会議所がカバーする全ての選挙区で公開討論会を開催する
(2)集客に全力を傾注し、会場を満席にする

(1)については、これまでの総選挙や参院選でもチャンスがありましたが、全ての青年会議所の足並みと意気込みを揃える事は難しく、いまだ未達の目標でした。しかし幸いにも青年会議所が存在する選挙区での実施率は年々増加しているので、今年こそ達成したいと考えます。

(2)については、開催率があがってきた長所と裏腹に、なかなか理解が広まらない目標です。リンカーン・フォーラムが2000回の公開討論会で学んだ経験則によれば、会場を満席にしてこそ投票率が向上し、また、民主主義が成熟していきます。ですから、この公開討論会で最も重要な集客活動に全力を傾注していただきたいと考えます。

皆様のご協力を賜れば幸いです。
本年もどうぞよろしくお願いします。

2011年 元旦
リンカーン・フォーラム代表代行兼事務局長 内田 豊

 

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